暑さをしのぐための道具、ハイテクな物もたくさん出ていますが、やっぱり基本は団扇や扇子。
街や職場でも結構見かけて、こっそり観察してしまいます。
3月に用意していた今年の扇子。
銀座の宮脇賣扇庵で購入しました。
江戸時代からほぼ全ての商品を自社で製造販売している老舗です。
水玉柄があった!
まばらでいびつな水玉。
ピンクや水色もありましたが、やっぱり黒。
玉の色は何種類かありましたが、可愛らしい赤に。
パタパタパタ・・・と綺麗にいい音を立てて開き、閉じます。
仰ぐといい香りがふんわりと漂います。
宮脇賣扇庵の本店は京都ですが、銀座の、ちょっと裏に入ったところにある東京店も、雰囲気のあるすてきなお店でした。
ショーケースには骨が象牙などの高価なものも並んでおり、じっくり見てしまいました。
単色の「龍馬扇」というのも、かっこ良かったです。
からし色やレンガ色といった中間色が綺麗でしたし、黒もべたっとしていなくて、つやがあって上品で涼しい印象の黒。
今の時期は駅の雑貨屋さん等、たくさんのお店で扇子が売られていますが、持ち歩いて毎日のように使うものですから、老舗で良質な物を買うのもおすすめです。
(価格も幅広く揃えてあり、水玉柄は3,000円しませんでした!)